#12 先週の振り返りとフェブラリーS回顧

2020/02/25 10:11

会員の皆さん、いつもお世話になります。
先週もお疲れ様でした。

日曜日の午後から急用が入り、バタバタして集中できませんでした。
連絡が遅くなり、申し訳ありません。

日曜日は、見事なぐらいの4着続きでした。
まるで4着を狙っているのかと感じますが、常に1着を狙っています。
皆さんお気づきだと思いますが、狙いが少しキツめですからね。
あのような結果になることも、想像できなくはないです。

人気薄を単複で狙う。
このスタイルには付き物ではありますが、今月は余りにもハマっていません。
単複というのは安定感はあるんですが、使い方を間違えると、非常にリスクが高い馬券です。

少し目先の結果を追いかけている気もしますので、もう少し柔軟に取り組もうと思います。
今週から中山に替わりますので、またフラットな気持ちで取り組んでいきます。

さて、問題のフェブラリーSについてです。
本命は6番人気のワイドファラオで、結果は12着惨敗でした。

予想に書いたように、インティは真っ先に消しました。
あの馬はそもそもマイラーではなく、切れ味が必要な距離では割引です。
昨年はあまりにも、展開に恵まれました。連勝中の勢いもありましたけどね。
中距離でマイペースならという条件がつき、今回は完全に過剰人気でした。
気難しさも増しています。
追い切りでは右にヨレていましたし、気分屋の面が出始めていますね。

ワイドファラオがハナを主張するところまでは、想定通りでした。
スタートも決まりましたし、半馬身出た時点では、期待が持てると感じました。
しかし想定外だったのが、アルクトスが譲らなかったことですね。
行き切るわけでもなく、ワイドファラオの内で、ほぼ並走の形になりました。
ああなると、ワイドファラオにとっては最悪の形です。

外の2番手に控える選択肢もありましたが、中途半端に競られましたので、判断が難しかったでしょう。
行けるかな?やっぱり無理かな?と迷っているうちに、どんどんレースが進んでしまいました。
結果併走してのハイペースになり、逃げ馬にとっては最悪の形になりました。

単騎逃げなら、ハイペースになっても粘れる馬です。
あんなにバッタリくる馬ではありません。
今回は相当なストレスだったようで、早々に手応えがなくなりました。

アルクトスと枠順が逆ならと思いますが、それは分かっていることですからね。
アルクトスの作戦面を、見誤った結果だと思います。
ただあの馬は逃げ馬ではないですし、あそこまで絡んでくるとは思いませんでした。
恐らく包まれて消化不良になるのを避けたいがために、強気に位置を取りに行ったんでしょう。

そもそもJRAのG1で、勝ち負けするほどの馬とは思っていませんでした。
「何でこんなに人気してるんだ?」という存在でしたね。
コース適性は高いんですが、それはオープン特別までの話。
地力で勝ち切るほどの馬ではなかったと思います。

単騎で35秒程度なら、ワイドファラオは十分通用すると思いました。
先行決着と見ていたのが、真逆の追い込み競馬になりました。
こうなると、馬券は外れてしまいます。京都牝馬Sとは、逆の結果になりますよね。

勝ったモズアスコットは、流れが向いたこともありますが、やはりルメールの腕ですね。
昨年のマイルCSで本命にして、あの時は惨敗でした。
なんでかな?と、あの後結構考えました。
個人的な印象ですが、あの馬は馬群の中にいないと、集中できないのかも知れません。
今回も外目の枠でしたが、道中は馬群の中に誘導していました。
直線で外ではなく、中を割って伸びてくるあたり、完全に手の内に入れた乗り方でした。
安田記念を勝った時のような、そんな乗り方でしたからね。

ルメールは日曜日も勝ちまくりましたが、見ていてさすがとしか言えないですね。
常に人気を背負う立場ですが、冷静に勝てる位置を確保しています。
プレッシャーもあるはずですが、それを補って余りある能力とでも言うんですかね。
馬の質がいいのは確かですが、キッチリ勝たせる技術は、抜きんでたものがあります。

最近競馬をやっていて、「これに逆らうんだから、なかなか単勝獲れないよな」と感じることがあります。
未勝利戦であれ重賞であれ、何度ルメールとマーフィーにやられたか。
「またかよ」と思いながらも、それでも頑に逆らってきました。

無料の時期からまだ1年足らずですが、ちょっとそこは見直す時期かも知れませんね。
ただ常に頭にあるのが、有料でありながら「モズアスコット本命」とは、なかなか言えないんですね。
しかしその考え方が、予想の足を引っ張っては本末転倒です。
柔軟に対応しないといけないと、私なりにですが考えています。

予想の基本が単複であることは、今後も不変です。
その基本を常に意識して、馬券の組み立て方を再考してみようとは思っています。
競馬で重要なのは、ブレない理論です。
「本当にそのレースは、買う価値があるのか」というレースの見極め。
ここを更に意識して、予想に取り組んでいこうと思います。

ケイティブレイブの長岡君は、本当に惜しかったですね。
理想的な流れになり、外枠もいい方に働きました。
人気も無かったですし、腹を括った決め撃ちがハマった感じです。
今後またチャンスがあるかどうか分かりませんが、応援したいジョッキーではあります。
また初見の外国人ジョッキーが来日するようで、乗鞍を確保するのは大変でしょうけどね。

2月は苦しい結果が続いています。
これは素直に、認めないといけません。
良くなったかなと思えば、翌日には失速する。
この繰り返しだった気がします。

今週から中山開催に替わりますので、これをきっかけに流れが変わればと思います。
2月の競馬は残り一日。
月単位で結果を出すのは大変ですが、なんとか帳尻を合わせる予想を、今週は意識したいですね。

今週の重賞は、タイプが分かれると思います。
中山記念は、レース内容をしっかり記憶するレース。
阪急杯は、配当面で狙っていきたいレース。
それぞれしっかり区分けして、意図が伝わる予想にしたいと思います。

それでは今週も、よろしくお願い致します。