#31 先週の振り返りと、的中率と回収率についてアレコレ

2020/06/29 11:15

会員の皆さん、いつもお世話になります。
先週もお疲れ様でした。

本日有料会員の方に、宝塚記念馬券プレゼント企画について、お支払いに関するメールを配信しています。
万が一そのメールが届いていない方は、早めに連絡をください。

先週ですが…どうでしょう、まずまずだったのではと思います。
配当的には安かったんですが、ランクレースで単勝が3本ですから、悪くないと思います。
配当が安くても、単勝を獲ればまあまあ跳ねます。
複勝だけだと勝ってはいても、「なんかスッキリせんな」と感じられると思います。
しかし単勝の場合、それ以上の正解はない訳で、納得はできます。
実際には、複勝だけでプラスにするって、とても重要で簡単ではないんですけどね。

私の場合、「本命馬が勝つかどうか」を最重要視しています。
次に「本命馬が人気以上に好走し、3着以内に入るかどうか」を重視します。
馬単やワイドはオマケみたいなもので、どうでも良いといえば、正直どうでも良いんです。
また、「ボックスなら的中」はしょっちゅうあります。好きになれないので、買わないだけのことです。
「勝ち馬が分からない」からボックスになる訳で、そんなレースはハナから買わない。それだけです。

土曜日は夏競馬特有の、ショボい番組内容。これが毎週続きます。
結局東京のアハルテケSぐらいだなということで、これをランクレースにしました。

本命のアシャカトブが1着で、単複とワイドが的中しました。
馬単も獲れていたレースですが、ここも私の趣味買いで、ワイドだけ購入しました。
馬単にバラバラ資金を散らすより、絞ったワイドを厚めに買いたい性分です。
これは性分ですので、強要することもありませんし、都合良く参考にして頂ければと思います。

アシャカトブは、本来なら武藤雅が騎乗していたでしょう。
今回は騎乗停止期間中ということで、戸崎に乗り替わっていました。
予想には書きませんでしたが、これは大きなプラス要素です。
武藤のままなら、バレッティを本命にしていたと思います。
レピアーウィットが大きく出遅れましたので、あれは参考外というしかありません。
ただ、あんなことがある馬です。人気しやすいですし、本命にはしにくいタイプですね。
アシャカトブは、予想に書いた通り、地力強化がハッキリ見てとれます。
今後も重賞で好走できると思いますし、エルムSなら、なくもないと感じています。
条件が揃えば、また狙う機会があると思います。
確かにレース運びは理想的でした。インを立ち回って、直線も最内。
ロスがない競馬ができましたが、狭いところを割れるのは、馬が成長した証だと思います。

日曜日の未勝利戦、ナックジーニアスはかなり自信がありました。
「まず勝てるはず」と思っていましたが、万が一を考えて単複にしました。
能力的には3頭が抜けていましたが、枠順と馬場と脚質。
これを考慮すると、普通なら1着でゴールするはずでした。

で、宝塚記念です。
本命はクロノジェネシスで、これは枠順が出た段階で決めていました。
正直あれこれ考える必要はないレースでしたので、「まぁそうなるよね」という感じです。
あそこまで千切るとは思いませんでしたが、期待通りの内容でした。

G1ですし、本来なら人気薄を狙って楽しみたいところです。
しかし、今回はそんな対象がいませんでした。
中途半端な天気が嫌でしたが、クロノにとっては、どっちでもOKの態勢。
枠順も良く、大阪杯も強い内容でした。
今回一段と成長していましたが、どこまで良くなるんだ?と感じましたね。
バゴからあんな大物が誕生するんですね。不思議と言うか、面白いと言うか。

他の馬については、予想結果で確認して下さい。
本命馬をタップすると、予想の根拠を確認できます。

サートゥルナーリアについてだけ。
1番人気に支持されるのは、私にも理解できます。ブランドホースですので。
私的なこの馬の印象は「弱い馬にはキッチリ勝つけど、強い馬にはキッチリ負ける」。
そういう馬だと思っています。ある意味分かりやすいですね。
底力という点でイマイチで、自分の能力だけは、毎回発揮していると感じます。
お坊っちゃまタイプで、あれだけの馬に揉まれると、あそこまでだと思います。
今回は、ギャンブルの視点からも、相手から外しました。
「これが来たら諦める」という買い方で、それがたまたまハマりました。
私は距離が長いとは思いませんが、要するに格の問題ではないかと思います。

キセキは距離短縮は良いはずでしたので、今回は相手に拾いました。
豊マジックは死語だと思いますが、ジッとして折り合えたのは収穫でしたね。
2000M前後がベストですし、春は距離が長かったです。
精神的にも、少し落ち着いてきたのかも知れません。
「豊マジックは死語」と書きましたが、最も好きなジョッキーは武豊です。
ただ馬券は別で、彼は競馬の代名詞と言うか、象徴として存在してもらいたいという意味です。
キセキはこの路線なら活躍できますが、今回のように条件が揃わないと、勝つほどの決め手はないですね。

一方で、不的中だったレースもありました。
未勝利戦は仕方ないとしても、大沼Sは痛恨の結果になりました。
このレース、普通に考えたらダンツゴウユウになるんです。
今年の平安Sはレベルが高いレースで、ここを使った馬が、次々に好走しています。
ダンツゴウユウもこのレースからで、当時外枠から7着に健闘していました。

はい、そんなことは分かっています。
ここからはギャンブル論になりますが、これが普通に評価されて、今回は上位人気。
その他のランクレースが軒並み人気サイドで、全体的なバランスも考慮します。
「ここも上位人気では、ただの予想屋だな」と、どうしても考えてしまいます。
メンバー全体を見渡しても、360円という配当は、少し寂しいと感じました。
小回りコースの外枠で、無理やり評価を下げるなら、今回ではないかと。
斤量面を含めて、余計なことを考えてしまいましたね。

リアンヴェリテは本線、ハイランドピークは相手に拾っていましたので、単複とワイドが的中していました。
「だったらダンツゴウユウ本命で良かった」。後悔する結果になりました。
まさしく結果論ですが、見立てが良かっただけに悔いが残ります。
札幌に続くこの路線で、やり返す機会があるでしょう。
なんとかその時に、まとめて取り返したいと思っています。

とまあ、先週はこんな感じでした。
まあまあのプラスでしたし、G1的中を含め、面白かったなと思います。
的中しながら観戦する競馬は、本当に楽しいものです。
何週間も負け続けることはないですし、それだと苦痛でしかありません。
何より、資金がもちません。
「健全にギャンブルを」と言うと支離滅裂ですが、できるだけ実践していきたいと思います。

ある会員さんから、「的中率と回収率について」の質問が来ています。
ここで書くと長くなるので、かいつまんで書いておきます。
予想に関する根本的な考え方ですので、確認しておいて下さい。

世間では良く、「競馬は的中率より、回収率が重要」と言います。
皆さんも聞かれたことがあると思います。
例を挙げれば、「10回に1回10倍を的中するんなら、20回に1回30倍を的中した方が、回収率はプラスになる」という論法です。分かりますよね?

確かに正論です。
ですが私は、この考え方に同調できません。
まず「馬券を買う行為のゴールはどこなんだ?」と思います。
20回に1回30倍を的中して、そこでプラス収支になったと。
「じゃあそこで、競馬を辞めるのか?」と、聞いてみたい訳です。
その時点で競馬を辞めるのであれば、確かにプラスが確定し、「終わり良ければ…」でしょう。
でも違いますよね?また翌週も馬券を買う訳ですよね?
で、また19連敗して、20回目に30倍の的中を目指すと。
「一体いつまで、それを繰り返すつもりなんだ?」と思ってしまいます。
否定はしませんが、私は同調できないなと感じます。

この論法は、資金が無限にある人にしか実践できないと思います。
あと、鋼のメンタルと言うか、ドMだなと。
20連敗などしたら、私だったらメンタルが保てません。精神崩壊に近いです。
「自分には才能がない」と、普通に感じると思います。5連敗がせいぜいですかね。

そして、資金がもちません。
競馬で生活設計を壊したくないので、資金は別枠で用意しています。
馬券を購入できる金額は、普通は誰だって限界があると思います。
そこを無視してまで、馬券を買いたいと思いませんので、気の長い話にはついていけないです。
簡単に言うと、そんな感じで馬券を買っています。
またいずれ、詳しく書いても良いテーマだと思っています。

今年も上半期が終了しましたので、私個人の成績については、可能な範囲で報告します。
あからさまには公開しませんが、的中率については、そのまま公開します。
回収率は皆さんとの差異があるはずですので、ザックリ参考程度にして下さい。
これについては、また次回にします。

夏競馬本番を迎えます。
祈るのは、なんとか良い馬場で。それだけです。

それでは今週も、よろしくお願い致します。