#40 春のG1予想…ここまでの成績を振り返って思うこと

2021/05/18 08:58

会員の皆さん、いつもお世話になります。
久しぶりのメルマガ更新ですね。

まだサイトでの予想活動はできませんが、徐々にTwitterから移行したいとは思っています。
とりあえずメルマガを復活し、不定期ですがお届けすることから再開します。

Twitterには、競馬アカウントが溢れています。
中には有料予想に誘導しているアカウントもあり、ああいうの見るとウンザリしますしね。
「ヴィクトリアマイルの本命は、グランアレグリアです」とか、普通に言われてもねぇ…。
「おたく有料ですよね?」と聞きたくなりますね。
まぁいいんですけど、少しずつフェードアウトというか、プレゼント用のアカウントにするつもりです。

さて、今年の春のG1も、残すところ4戦となりました。
重要なレースばかりですが、ここで今年のG1の予想を振り返ってみたいと思います。
基本単複しか買いませんので、各レースの本命馬とその配当を列記していきます。

●フェブラリーS
◎ワンダーリーデル
8番人気3着
複勝400円

●高松宮記念
◎レシステンシア
1番人気2着
複勝140円

●大阪杯
◎レイパパレ
4番人気1着
単勝1,220円
複勝230円

●桜花賞
◎エリザベスタワー
6番人気13着

●皐月賞
◎タイトルホルダー
8番人気2着
複勝490円

●天皇賞春
◎カレンブーケドール
4番人気3着
複勝200円

●NHKマイルカップ
◎シュネルマイスター
2番人気1着
単勝370円
複勝150円

●ヴィクトリアマイル
◎マジックキャッスル
5番人気3着
複勝210円

8戦
2.2.3.1

仮に全レースを単勝2,000円・複勝8,000円で購入した場合
投資80,000円で回収177,400円
回収率は221.8%となります。

この数字が高いか低いか、それは皆さんに判断していただければと思います。
私としては、まぁ十分ではないかと感じています。
確かに桜花賞は少し無理がありました。
反省材料ですが、上位人気2頭の決着でしたので、そういうのは私は獲れません。
割り切っていいレースだと思います。

ここまで結果が出ている要因は、実は単純なことなんです。
有料時代の私は、「有料なんだから、なんとか人気薄を提供しなくてはいけない」。
常にそう考えていました。
ですからどうしても、少し足らない本命馬を無理やり掘り起こしていました。

しかし今は、Twitterで気軽に予想しています。
感覚としては「当てればいいんでしょ?」という感じです。
なんのプレッシャーも感じていませんので、このような結果になりました。
言ってみれば、この結果は必然でもあります。
確かに自腹で実際に馬券を買っていますので、負けるというプレッシャーはあります。
ただそれはあくまでも自己責任であり、負けることは常に覚悟していますので、なんの問題もありません。

今のところ、すぐに有料に戻す気はありません。
夏競馬はできれば休みたいぐらいですし、秋のG1を頑張ってみて、改めて考えようと思っています。
宝塚記念までTwitterを通じて発信し、夏競馬からは予想はサイト経由と考えています。
予想はもちろん完全無料にします。
プレッシャーを感じたくないですし、何より以前のような予想原稿を書く時間が取れません。
コロナを始め、様々な条件が整わないと、中途半端になってしまいます。

私が知る限り、TwitterやYouTubeのアカウントで、有料の価値があるものは存在しません。
先述した通り、「グランアレグリアは強いです」なんて、競馬ファンなら誰でも知っています。
調教だの実績だの血統だの、そんなものは予想の役には立ちません。
抽象的ですが、個体としての馬を理解しないと、競馬では勝てないと思っています。
数字で表れていることは、誰でも知っていることであり、価値がないんですね。

G1の追い切りが終わって、「全然ダメだった」って言う陣営なんかありません。
ですから、調教の内容を見ても意味がないんです。
価値があるとすれば、その馬のこれまでの調教内容が全てが頭に入っていて、それとの比較が全馬で可能なら。
それなら多少は価値があるかも知れません。無理じゃないですかね。

血統は競馬の醍醐味です。
しかし私は、「あー、一応血統チェックしとくか」という程度です。
競馬は個体の勝負ですので、血統だけにこだわっていては、大事な要素を見落とします。
血統で予想するなら、新馬戦や下級条件戦。
そういう訳が分からないレースで、血統を参考に買ってみたらいいと思います。
訳の分からないレースを、私は娯楽レースと呼んでいます。
「外れてもいいや」と思えるレースで血統を参考にして、純粋にレースを楽しんだらいいんではないでしょうか。
娯楽レースは、あくまでも趣味の範疇です。
いちいち熱くなることもないですし、結果を回顧する必要もないですね。
次につなげたいとは思っていませんので。

そういう私も、G1以外のレースは当たったり外れたりしています。
その辺りは自分の中で、資金を配分したり、色々と考えながらやっています。
常々私は、「財布を分けるべき」と言っています。
長くなりますので、この話はまた別の機会に書いてみたいと思います。

競馬というのはあくまでもギャンブルですが、その中で投資的な思考は不可欠です。
どこまで考えてもギャンブルですが、冷静な投資脳を持たないと、勝つのは難しいです。
メインレースで取り返しモードになっては、毎週負けを積み重ねるだけですね。

高知競馬の最終レースは、「一発逆転ファイナルレース」というレース名です。
「なんで負けてること前提?」と感じますが、それが受け入れられるぐらい、負けている人が多いんでしょう。
取り返しモードに入るのは、完全に自己責任であり、回避する方法はあります。
そういう話も、このメルマガで発信していければいいと考えています。

オークス・ダービーと、春のG1もクライマックスを迎えます。
なんとかいい形で締めくくって、夏競馬を楽しみたいものです。
難解ですから、あんまり楽しくないですけどね。

それではまた、次回のメルマガで。
価値があるレースだと判断すれば、Twitterの前に予想を配信します。

コロナ禍はまだまだ続くでしょう。
私も含め、大変なことも多いと思いますが、感染対策だけはしっかり実践しましょう。
それでは皆さん、今週も是非頑張って下さい。