#42 惨敗のダービーと、快勝の目黒記念と…

2021/05/31 11:10

会員の皆さん、いつもお世話になります。
先週の競馬はいかがだったでしょうか?

ダービーは予想に書いた通りなんですが、展開予想が真逆になってしまいました。
展開面に重点を置いていましたので、そこが真逆になっては、結果は伴いません。

バスラットレオンは逃げることは逃げましたが、なんとも中途半端な溜め逃げの形。
「ユースケそれは違うだろう」と思いながら見てましたが、言っても伝わりませんよね。
ほぼ記念出走ですから、ファンが湧くような大逃げを見せてほしかったです。
そう出るんじゃないかと、私は思っていました。彼らしいと言うかなんと言うか。
あの形になると、持久力で勝負する馬にとっては、どうにもなりません。
それに加えてルメールが早めに動き、本命のタイトルホルダーはインで位置を下げることになりました。
万事休すとはあのことで、直線を前に私は諦めました。
ルメールが動くのは理解できますし、レース結果は納得するしかないものでした。

田辺は行くつもりだったようですが、あっさりと譲ることを選びましたね。
無理して主張したら最後までもたないのかも知れませんし、その辺は当人でないと分からないです。
馬券を買っている方から見れば、もう少し突っ張れなかったかなとは思いました。
藤岡佑介のことですから、恐らく引いていたのでは?と思ってしまいますね。
でもやっぱり、出脚のスピードの違いでしょうね。

まぁあれこれぼやいても、結果が全てです。
不的中は不的中として受け止めて、次に進むしかありません。

今回の最大のミスは、私の勝手な思い込みだと思います。
「こういう展開になるだろう」という一方的な思い込みが、悲惨な結果を招きました。
最近GIで結果が出続けていたため、甘い面が露出したとも言えます。
もう一回原点に戻って、フラットな気持ちで臨まないといけませんね。
今の馬場状態をもっと素直に捉えて、適性のある馬を推奨するべきだったと思います。

勝ったシャフリヤールは、いかにもディープインパクト産駒。
鞍上も上手かったんですが、今回は経験値の面で軽視してしまいました。
ダービーを狙う馬が、1800Mまでしか経験してないってどうなんだろうと。
「長かったです」って言われたら、そこで終わりですからね。
配当妙味はありましたが、私としては強くは推せませんでしたね。
ただ他のGIを見ても、過去のローテはあまり関係なくなってきています。
休み明けでGIを勝つのが普通ですし、その辺はこちらが対応しないといけない課題です。
臨機応変に、予想に取り入れないと置き去りにされますね。

横山くんは残念でしたが、冷静に乗っていたと思います。
しっかりポジションも取りに行きましたし、ベストは尽くしたんではないでしょうか。
力を出し切ったと言っていいと感じました。
元々そこまで抜けた馬ではなかったですし、想定の範囲内という感じです。

ダービーの振り返りはこれぐらいにして、その他のレースも少し。

土曜日の葵Sは、サルビアが本命でした。
これは少し不運でしたね。
スムーズなら勝ち負けだったと思いますが、タラレバは言うだけ虚しいものです。
ダディーズビビッドに内から張られて、まともなレースをさせてもらえませんでした。

ダディーズは前走で距離を詰めて結果を出したんですが、今回は更に距離短縮でした。
それならもっとスムーズに運べると思いましたが、逆に思い切り引っかかってました。
「おい豊、あんた何やってんの?」と思いましたが、あの辺が競馬の難しいところ。
思わず「竹之下のままでいいじゃん」て思ってしまいました。
あれでハズレを食らうのが競馬ですが、穫れるレースはキッチリ獲っておきたいんですよね。
イラッとしましたが、受け入れるしかありません。
金額を下げておいて良かったと。そう思うしかないですね。
下げたと言っても、1万円消えるわけですが…。

目黒記念については、ウインキートス本命で快勝でした。
ダービーの後でしたので、Twitterでの予想になりましたが、見てもらってればいいなという結果になりました。
今回は前走に比べて、かなりメンバーが落ちていました。
この馬を狙った最大の理由は、日経賞で不利を受けたからではありません。
あの不利は3コーナーでのもので、スムーズならどうだったかは判断できませんでした。
そこまでの手応えは良く、いい感じで進めていたのは確かです。

私が注目したのは、3勝クラスを勝った直後に、G2に挑戦させた陣営の判断です。
中山が得意ということもありますが、この馬に対する期待の大きさを感じました。
元々ウインマリリンやウインマイティーと、それなりのレースは続けていました。
ウイン軍団の期待馬ではあったんですよね。何故かこの世代のウインて、中山ばっかり走りますが…。

日経賞で丹内が悔しがっていたのは覚えていましたが、それは額面通りには受け取れなかったです。
ちょっと負け過ぎでしたし、上位に来たかどうかまでは判断つきませんでした。
本人は自信があったようですが、今回は展開の助けと、メンバーレベルでしょう。

ダービー以上のスローでしたが、直線まで全く動きなし。
しかも3番手を離す絶好の展開でした。
直線を向いたときは「あ、勝ったわ」という、直線だけの競馬になりましたね。
ダービーとG2ではここまで違うのかという結果ですが、ありがたい馬券で捲くることができました。
この幸運を、次週に生かさないといけませんね。
あまりにレベルが低かったため、次走で狙いたい馬はいませんでした。
またイチからでいいと思います。

ダービーと目黒記念。
わずか100M違うだけの、両方伝統の一戦です。
しかし結果というか内容は、天と地の差と言っていいですね。
メンバーが違うのは確かですが、同じスローペースでも、こんなにも格が表面化するものなんですよね。

途中から動ける馬がいなかったのかも知れませんが、あれが勝つことへの気持ちの差なのか。
単にジョッキーの気が抜けているのか。
丹内はダービーに乗っていませんし、ウインキートスに期待していたでしょうから、全く関係なかったでしょう。
対する横山くんは、プロとはいえ平常心で乗れたかどうか。
本人しか分かりませんし、馬の力差もありますけどね。
ちょっと無理がある番組編成だと、毎年ながら思います。
たまたま狙いたい馬がいましたが、いなければただ難解なだけのハンデ戦。
JRAの良いお客さんにならないよう、注意しないといけませんね。

東京でのGIも、残すところ安田記念のみとなりました。
今回の東京開催は、時計は速いんですが、昨年ほどのイン有利ではありませんでした。
メンバー次第、展開次第で先行も差しも決まる、比較的フラットな馬場だったと思います。
そういう意味では、予想はやりやすかった印象があります。
相変わらずですが、時計は速すぎます。
馬の故障もチラホラ聞きますし、その辺はもう少し改善できないかと思いますね。
昨年よりはマシでしたが、競馬はレコード争いをする競技ではありません。
レコードなんて、なんの価値もないです。その辺はちょっと不満に思っています。

安田記念については、馬場次第としか言えません。
良馬場なら勝負レースに値しますし、道悪なら無理はできません。
想像がついていると思いますが、グランアレグリアは買いません。
今回はそれなりの理由もありますし、稍重までなら頑張って張りたいレースです。

「ダービーからダービーへ」ということで、今週から新馬戦がスタートします。
最近ファンになった方は、メイクデビューと言った方がしっくりきますかね。

私は新馬戦は一切買わないタイプです。
見るのは好きなので、とても楽しみにはしています。
新種牡馬の子供は走るのか?そこに一番興味がありますね。
新種牡馬の子供は、ローカルの2歳Sで結果を出すことが多いです。
夏競馬の2歳重賞に向けて、新種牡馬の傾向を掴んでおくのは、大事なことだと思います。

新馬戦の馬券は、個人的にはやっぱり買えないですね。
なんたって、まずまともにスタート切るかどうかすら分かりませんので。
まだ3歳未勝利戦が残っていますので、そちらをチェックします。
ただこれも、メンバー落ちすぎて、儲けるのは大変になりますけどね。

今週からはレースがショボければ、土曜日は配信を見送ることもあります。
買いたいレースしか買いませんので、そこはご了承下さい。

緊急事態宣言延長で皆さんも大変だと思いますが、今週の競馬も頑張って下さい。
感染対策だけは忘れずに。もう完全に慣れたと思いますけど。

それでは、また次回のメルマガで。