#46 夏競馬開幕のタイミングで、勝負レースの定義をおさらい

2021/07/05 08:59

会員の皆さん、いつもお世話になります。
本格的な夏競馬開幕週でしたが、結果はいかがだったでしょうか?

先週が月末でしたので、メルマガが一週飛んでしまいました。
平日は別の仕事をしてまして、これが夏場が最も忙しい仕事です。
できるだけメルマガを配信しますが、不定期になることをご容赦下さい。
日曜日の予想は、必ず配信します。

一週飛んだ関係で、宝塚記念を回顧していませんでした。簡単にまとめておきます。

本命は5番人気のキセキで、結果は5着でした。
スローペースの外を追走する形で、苦手な瞬発力勝負になりましたので、あれでは良さが生きません。
もう少しタフなレースになると思い、先行馬には苦しい流れを想定していました。
ユニコーンライオンとレイパパレは、前走で展開に恵まれたクチ。
それが本番でも、また恵まれてしまいましたね。
2頭で折り合いがつき、楽な流れになりました。あれなら、最後まで粘ってしまいます。

勝ったクロノジェネシスだけが強く、他の馬は展開なりの内容でした。
特に印象に残った馬はいなかったですね。
ミスマンマミーアとカデナ。
この2頭が後方から追い込んできましたが、これは完全に勝負とは圏外の話。
ミスマンマミーアは引退しましたが、カデナについては過剰評価は禁物ですね。
まぁ、人気にもならないと思いますが。

枠の並びを、もう少ししっかり検討しないといけなかったです。
だいたい予想に書いたような内容でしたが、馬券的な結果は違った。
それだけのことかなと思います。

私の場合、レースを絞った上で単複勝負なので、何週間も連敗することはないです。
自慢でもなんでもなく、単複では高配当は見込めませんし、そうじゃないと続かないですよね。
3連単の高配当を見る度に、「すごい配当だなぁ」とは思います。
と同時に、「当たらないから高配当なんだよな」と、冷めた目で見ています。

いつも書いていますが、相手まで考えるのは面倒なんです。
本命が勝って、紐抜けで外れ。これは耐えられないです。
私の資金力では、3連単ではパンクしますしね。
とにかく、本命馬が勝ち負けを演じてくれれば満足なので、今後も3連単に惹かれることはないです。

宝塚記念ウィークが少しマイナスになりましたが、週明けからが好調でしたね。
大井競馬の優駿スプリントと帝王賞で、連夜の単複的中。
そして日曜日は、CBC賞とラジオNIKKEI賞で、人気薄の複勝を的中。
結果的に重賞4連勝となり、またいい流れに戻すことができました。
収支的にも、結構なプラスになりましたしね。
3連単なら外してますし、無理でしたね。やっぱり、単複はいい馬券です。
ノンコノユメなんて、「あ、出てたのか」というレベルでした。

帝王賞で印象に残ったのは、オメガパフュームが1番人気だったことですね。
休み明けでしたし、「いい加減勘弁してあげてよ」という感じでした。
ダート馬は長く活躍しますが、イキのいい若い馬が出てきますからね。
脚質的なこともあり、今後は軽視した方が得策ではないかと思います。
「芦毛が好きなんです!」と言われたら、私にはどうしようもないです。

勝ったテーオーケインズはイメージ通りに乗ってくれて、上手くいく時は全てが上手くいくなぁと。
そんなレースの典型でした。配当も悪くないし、良かったんじゃないですかね。

CBC賞とラジオNIKKEI賞は、両方とも本命が3着で、複勝のみ的中という結果でした。
単勝を獲れれば結構ハネますが、こればっかりは仕方ないですね。
6番人気と7番人気ですからね。複勝厚めですから、悪くはないです。
複勝ですから、自慢はできないですけどね。
簡単に獲れる馬券じゃないんですが、3連単を買う人から見れば、物足りないでしょう。
外れるより、遥かにマシ。まぁ、どうでもいいんですが。
ただ難解なレースだと思っていましたし、プラス収支にできただけで十分。そう捉えています。

予想の内容と結果に、どれぐらい乖離があるかが重要ですが、まあまあ及第点ですかね。
凄くいい予想だったとは思いませんが、近いところまでいった。そんな感じです。
両方ハンデ戦でしたので、今後に生かせるかどうかは何とも言えません。
特に小倉は異常な高速馬場ですので、参考にならない可能性もありますね。
レースを映像で記憶しておいて、次回思い出して、イチから予想を組み立てたらいいと思います。

ヨカヨカが1番人気でしたが、あれは売れ過ぎです。
51キロが有利に映ったかも知れませんが、とんでもない話です。
実績上あれ以上軽くできないんでしょうが、50キロ以下が妥当じゃないですかね。
可哀想だったと思います。

ハンデ戦で少し苦労しましたが、ハンデ戦なりの面白さがあるのは事実です。
夏競馬はハンデ戦抜きに語れませんので、嫌でもまた頑張るしかないですね。
馬場が良ければ、なんとかなると思います。
小倉みたいな馬場は、本当に勘弁してほしいですけどね。

回顧はこれぐらいにして、勝負レース選択の基準について書いておきます。
たまには、メルマガらしいことを書こうと思いまして。

私が基準にしているのは、「専門紙なしで予想できるかどうか」です。
専門紙が必要ないレースが勝負レース、専門紙が必要なレースは、勝負レースではないということです。
例えばG1レース。
ここに出てくる馬なんて、どんな馬かはだいたい頭に入ってるんじゃないでしょうか?
逃げ馬だとか追い込みだとか、道悪がいいか悪いか、どんな血統の馬か。
これまでの戦績がこうで、出走馬の順位付けが、専門紙なしで可能なレース。
こういうレースが、勝負すべきレースになります。
専門紙なしで予想できたら、あとは配当です。
勝負に相応しい配当かどうか、そこをご自身で判断されたらいいと思います。

G1レースと1勝クラスのレース。
これを同じ精度で予想できますか?という話です。
同じ精度で予想できる方は素晴らしいです。私にはそれは無理です。
どんなレースでも、買う場合は過去の映像を見直しますが、その時点でG1レースの精度に劣ります。
勝負するんであれば、過去のレースは頭に入っていないといけません。

朝から全レースを予想して、全レースを楽しむことは悪いことではないです。
否定する気も全くありません。
ただ「それで勝とうというのは甘いですよ」というだけのことです。
全レースを予想するには、専門紙は必要不可欠でしょう。
印や戦績、血統を専門紙で入手し、予想して馬券を買っている。
私的は、これは予想のようで、予想ではないと思っています。
結局誰かの予想をアテにしているということで、自分が予想していると錯覚しているんです。
掲載されているコメントなんて、一切必要ないぐらいです。
それでも、趣味で楽しむ分には構わないと思います。
競馬は娯楽の一面もあり、言ってみればそれは普通の行動ですからね。
勝ち負けに拘るなら、それでは勝てないと言っているだけです。

夏競馬期間中は、どうしても条件戦が多くなります。
条件戦が多いと言うか、土曜日のメインレースに重賞が組まれていません。
あるにはあるんですが、2歳重賞など格下の重賞です。
条件戦主体になると、どうしても専門紙が必要になります。
その時点で、予想している感がなくなり、私は買う気もなくなります。
秋競馬が始まれば、この状況が解消されますので、土日とも積極的に買います。
必然的に、夏競馬は購入意欲も購入レースも少なくなる。それでいいと思っています。
日曜日の重賞に集中して、資金もそこに集める。
恐らくですが、その方がいい結果になると思います。

あまり勝ち負けに拘るのはどうかとも思いますが、ギャンブルである以上、最も重要なのは収支です。
それなりに勝って、初めて競馬が面白いと感じるのは事実でしょう。
しかも忘れた頃に勝つのではなく、収支の波を安定させなくてはいけません。
更に言えば、勝つためには1番人気を追いかけるわけにはいきません。
何事もバランスが大事なんですが、競馬は特にバランスが重要です。
専門紙に沢山◎が並んでいる馬を買っていては、まず勝てないと思います。
かと言って、全く印がない単勝万馬券を買ってもダメでしょう。
その辺がとても難しく、またとても面白い、競馬の魅力ですね。

毎週勝ちますとは言いませんが、単複である以上、それなりの結果は必要です。
なんとか証明できるよう、また頑張ってみます。

勝ったり負けたるするわけですが、重要なのは、レース映像を記憶して結果は忘れることです。
何が勝ったかが重要ではなく、どんなレースをした馬が勝ったかが重要です。
レースは一期一会ですから、結果に関わらず、引きずらないことですね。
負けることは恥ずかしいことではないですし、いちいち凹む必要はありません。

突然ですが、競馬には、必勝法に近いものがあるんですよ。
私なりの必勝法ですが、これを実践するのが難しいんです。
多分ですが、実践できる人はいないかもなぁと思ってます。
ただ、検証は続けています。
いけるかもと感じたら、またメルマガでお伝えします。
検証に今年一杯はかかると思います。

まん延防止には、全く効果がありません。
いい加減分かりそうなもんですが、あれわざとですかね?
緊急事態宣言と、まん延防止の無限ループ。もう飽きましたね。
特に東京在住の方、感染対策は怠らず、また週末の競馬でお会いしましょう。

できるだけ間隔を開けず、またメルマガを配信します。
厄介な七夕賞、頑張りましょう。

それでは、また。