【予想結果】ラジオNIKKEI賞・Bランク

epic Racing編集部 2020/07/09 00:42

上位人気はアテになりませんが、馬場状態がとにかく微妙。
重馬場のままと分かっていれば、事前予想できたんですが、乾くかも知れないし。
そこを確認する意味で、会員限定の当日直前配信の形にしました。

上位人気は飛ぶと思ってました。

パラスアテナは、軽い馬場で切れ味を生かしたいタイプ。
道悪の福島では、割引が必要です。
元々、牝馬には厳しいレースですしね。

グレイトオーサーについては、またブランドで人気してるなという印象。
2連勝でしたが、その内容は平凡なもの。
揉まれた経験もないですし、このレースで飛ぶ、典型的なタイプ。
精神的にも子供で、崩れる要素が満載でした。

馬場状態が重と確定し、本命に推奨したのがバビット。
前日から決めてはいました。

血統は二の次ですが、魅力がある血統なのは確かでしたね。
父が不良のダービーで、後方から伸びてきたナカヤマフェスタ。
母父は、これも不良の安田記念を圧勝したタイキシャトル。
走ってみないと分かりませんが、いかにもパワーが必要な馬場で、力を発揮しそうな配合。

あとは展開面ですね。
前につけるだろうとは思っていました。

ここは逃げ馬が揃っていましたが、こういう場合、意外とすんなり流れることもあるんですよね。
やはり皆、共倒れにはなりたくない。
一介の逃げ馬にはしたくないなど、色々な思惑があるものです。
キャリアが浅い3歳馬ですし、脚質を広げたい時期でもありますしね。

結果的にはハイペースでしたが、形としては単騎逃げ。
これなら少々速くても、逃げている馬は最後まで頑張ります。
馬場も悪く、差し馬や外枠は苦しくなりました。

今回は人気薄がたまたまハマりましたが、予想の段階の見立ては、良かったということですね。

競馬って、結局ゲートが開いてみないと分からないんです。
しかしそこまでの段階で、最善を尽くすのが予想。
そういう意味では、中身が濃い予想ができたと思います。

人気薄で馬券が的中すると、怖いのは人気薄に目が行き過ぎること。
今週からまた慎重に、予想に取り組んでいこうと思います。