純粋なオープン馬は6頭。人気は3歳馬。
私的には、少し意外な人気順になっています。
正直メンバーは軽いですし、それに加えて開幕週の高速馬場。
勝ち負けになる馬は、かなり限られると思っています。
前日1番人気は、3歳馬のモントライゼ。
3歳の牡馬に限ると、鬼門と言えるレース。
重賞勝ちはあっても、直線競馬は今回が初めて。
枠順もいいとは言えず、これで1番人気。買う要素ナシです。
2番人気が、3歳牝馬のオールアットワンス。
3歳牝馬は相性がいいレースですが、今回は条件クラスからの挑戦。
春はオープンでしたが、同世代相手に勝ち切れず。
これも直線競馬は未知数。これで2番人気では。
前哨戦の、韋駄天Sに注目してみます。
稍重でかなり傷んだ状態の馬場で、時計を要する条件下でした。
勝ち時計が56秒台ということは、得手不得手がハッキリ出たと言えるでしょう。
馬場を味方につけた馬ではなく、逆に苦労した馬の逆転を上位に取ります。
上位のタマモメイトウとロードエースは、今回重賞になって斤量増。
速い決着にも疑問が残り、私は今回割り引きます。
その他、下級条件から挑戦してくる馬は、ほぼ無視しています。
本命候補に残ったのは2頭。
どちらを取るか悩みましたが、馬場状態と展開を優先しました。
本命馬は、ここが休み明け3戦目。
いかにもここが当初からの目標で、復帰戦はダートで完全な叩き台。
前走は前哨戦の韋駄天Sでしたが、高速馬場でこその馬で、道悪になったのは不運でした。
加えてトップハンデの58キロ。ここでの凡走は、想定内だったと思います。
鞍上も無理はしなかった印象でしたね。
今回枠順は、ベストに近い外目を引けました。57キロに戻り、先制可能でしょう。
好スタートを決めて、ラチ沿いを確保すると見ています。
競りかけてくるほどの馬は見当たらず、この距離にしては、比較的楽な流れもあり得ます。
様々な条件が好転し、その上この相手関係。ここはチャンスでしょう。
鞍上は2年前に、非常に悔しい思いをしています。
経験を積み、腕も上げてきました。頑張ってほしいと思います。
前日3番人気ですが、これは直前まで売れるでしょう。最終的には2番人気ですかね。
先週に続いて、人気サイドが本命になりました。
ここは、もう1頭の本命候補との、ワイドを1点追加します。
相手候補ですが、今回が休み明け4走目。
昨年も頑張りましたが、その後は大きな着順が続きました。使い過ぎでしょう。
休み明け初戦はダートで、これは参考外でいいです。
2走目が韋駄天Sで、これは道悪の内枠。ジグザグに走って、よく頑張った方です。
前走はパラダイスSですが、これが超のつくスローペースで最後方から。
32秒台で上がっていますが、完全に勝負圏外。展開不向きの一言。
極端に衰えた印象は、私は受けなかったですね。
今回外枠を引いた上に、時計が出やすい馬場状態は、この馬に適しています。
相手関係を考えても、上位に来て全く不思議ありません。
今回本命にするか悩みましたが、どうしても後方からになりがちで、差し切るまではどうかと判断しました。
馬券は本命馬の単複がメイン。
相手をビリーバー1頭に絞った、ワイド一点勝負。
今年の直線重賞、私はこれで楽しみます。
ここしかありませんので、普段の夏競馬重賞より、少し金額は上げる予定です。
◎ 12 ライオンボス
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