【予想配信実例】2021/08/01 クイーンS

epic Racing編集部 2021/08/01 13:39

ガチガチで決まるか、波乱の決着か。両極端の結果になるレース。
3歳馬が上位に推されると、強いレースを見せるんですが、今年は3歳馬が不在。
不確定要素は多いんですが、思い切って人気薄を狙うことにしました。
最近上位人気推奨が続いていますし、そろそろ人気薄を狙いたいと思っていましたので。

上位人気の馬に洋芝経験がなく、そこが予想を難解にしています。
道悪の経験や、重い芝への対応を見て、適性を探るしかありません。
探ることはできますが、あくまでも想像の範疇。どっちに転ぶかは、走ってみないと分かりません。

上位3頭は、全てディープインパクト産駒。
それぞれタイプは違いますが、函館の芝に適性がある種牡馬ではあります。
そこはマイナスにはならないですね。

気になるのは脚質。
マジックキャッスルとテルツェットは、どちらかと言うと後方寄りのタイプ。
能力は認めても、位置取りは鍵になりますね。
ドナアトラエンテは先行脚質ですが、ディープ産駒特有の切れ味はない。
差し切るまではどうでしょうか。

展開面はどうでしょうか。
ローザノワールは逃げるしかないでしょうし、これが内枠を引きました。
ダートなら展開利も考慮しますが、さすがに芝の重賞では。
他に先行したい馬は、全てローザよりも外に入りました。
そこまで競りかけるとは思えず、平均ペースで流れると見ています。
マーメイドSで本命にしたシャムロックヒルですが、今回は外枠に加えて5キロ増。楽ではないです。

本命馬について。
5歳になりましたが、ここまでキャリアは僅か9戦。
デビューが遅れた関係で、本格化はこの先かも知れません。
前走は2勝クラスですが、ここは能力の違いで楽勝。
一見展開に恵まれた印象もありますが、勝ち時計そのものは優秀です。
中盤で12秒台に落とせたのも良かったんですが、最後までしっかり伸びました。
前走で4着に退けたイカットが、次走で2勝クラスを突破。
メンバーレベルが低かったとは言えないでしょう。
道中は少し気負っていましたので、こういうタイプは、昇級した方が走りやすいこともあります。
スッと前に行けますので、スムーズに先行することが条件。
マイペースになれば理想的ですが、そこまで望むのは甘いでしょうね。
前走で洋芝への適性は証明しましたし、フランケル産駒は昇級を苦にしない印象。
ちょっと思い切った狙いになりますが、条件が合い、この人気ならと思います。

データで言えば、前走ヴィクトリアマイル組が強いのは分かっています。
ただ今年は変則の函館開催。いつも以上に、データは無視しました。
重箱の隅を突きますが、前走3勝クラス惨敗でも、馬券になった馬はいます。
今の状態なら本命馬は、恐らく3勝クラスでも勝ち負けできるはず。
力を出し切れば、ノーチャンスではないと思います。
凡走するようなら、クラスの壁と諦めます。

馬券は本命馬の単複。この人気なら十分です。
相手はマジックキャッスル1頭に絞って、ワイド一点。
今年はこれでいきます。

◎ 10 サトノセシル