【予想配信実例】2021/09/11 紫苑S

epic Racing編集部 2021/09/12 13:28

春の実績馬と夏の上がり馬がぶつかる、秋華賞のトライアル。
能力比較が難しく、毎年頭を悩ませます。
今年のメンバーも粒揃いで、飛び抜けた存在はいないと感じています。
毎年チェックするのが、春の実績と距離経験です。ここは最低、クリアしているのが条件ですね。

1番人気はエクランドールでしょうか。
フィエールマンの下ということで、この馬もここまで大事に使われています。
血統・鞍上・厩舎で人気する、所謂ブランドホースですね。
素質は高いと思いますが、前走は1勝クラスの少頭数。
広い東京だったこともあり、直線はバラけて、比較的楽な競馬になりました。
今回はメンバーも上がり、フルゲートの内枠。揉まれた時の心配はあります。
簡単ではないと見て、私は今回は買いません。

ファインルージュは桜花賞3着馬。
ここでは上位の存在ですが、2000Mがベストかと聞かれると微妙。
マイラーだと思いますが、同世代同士でなんとかですかね。展開面も、この馬向きになるかどうか。
春の実績馬では、オークス3着のハギノピリナ。
もう少し距離があった方がいいですし、中山の開幕週がプラスとは。
中山で重賞勝ちがある、ホウオウイクセル。
フラワーCは全てが上手くいったレースで、今回外枠を克服して勝つまでは。

本名馬は2頭で迷いました。
スルーセブンシーズと迷ったんですが、今回は枠順と展開で、本命馬を上位に取りました。

休み明けですので、一応馬体重には注意が必要です。
勝手な想像ですが、500キロ前後ならと思います。
ここ3走は東京ですが、中山にも勝ち鞍はあり、コースは問題ないでしょう。
2走前はフローラSでしたが、直線で大きな不利があり、オークスの出走権を逃しました。
まともなら権利は取れたはずで、可哀想な不利でした。切り替えて、もう一回伸びてきたんですけどね。
次の1勝クラスは、力通りの完勝。2着馬も次走で、1勝クラスは卒業しています。
今回普通なら、アビッグチアの単騎逃げ。競りかける馬は不在で、ペースは上がりそうにありません。
開幕週でもあり、先行有利の見立てです。
外を回されると厳しいですし、本命馬も積極的な競馬でしょう。
スタートセンスは良く、好位のインを確保できると思います。
賞金的に、どうしても優先出走権が欲しい立場。勝ちに行く競馬を期待します。
上位人気に支持されると思いますが、それも納得ですし、少しでも人気がバラければ。
単勝まで期待して、この馬の単複中心で行きます。

最後まで悩んだ、スルーセブンシーズとのワイドを一点。
どうしても後方からになりがちで、今回のメンバーと展開では、本命にできませんでした。

◎ 8 メイサウザンアワー