【予想配信実例】2021/10/31 天皇賞秋

epic Racing編集部 2021/11/29 11:06

少し見解が長くなります。こんな感じで予想していると思って下さい。

3強で決まると考えるなら、3頭ボックスでも買えばいいんじゃないですか?です。
私の場合、基本休み明けの人気馬は本命にしません。3強以外の馬を狙います。やり方は変えません。

3強の中でも、最も強いのはグランアレグリアだと思います。
喉の手術明けという不安はありますが、東京の良馬場なら凡走はあり得ないでしょう。
問題は距離ですが、こればっかりはやってみないと。
イメージとしては、スプリンター寄りのマイラー。モーリスとはタイプが違います。
コントレイルですが、正直あまり強いとは思っていません。
無敗の3冠馬ですが、当面の相手はサリオスでした。
サリオスはその後、毎日王冠を勝ちましたが、あれはオープン特別クラスのメンバー相手。
G1ではサッパリで、お世辞にも強いとは言えない。
菊花賞の2着はアリストテレス。これもG1では目立ちません。前走2着でしたが、勝ったのは8歳のマカヒキ。どう評価するかでしょうね。
コントレイルは昨年のJCで2着ですが、展開が向いたものです。他に強い内容の馬はいました。
3歳馬のエフフォーリア。古馬との力関係は未知数です。
菊花賞をブッちぎった、タイトルホルダーを皐月賞で完封しています。
内をすくった形で、中山で勝つお手本のような好騎乗でした。
で、菊花賞ですが。2着が大外枠からでも好走できたオーソクレース。3着は条件上がりの牝馬でした。
短距離では3歳馬が強いんですが、中距離路線の3歳馬のレベルはどうでしょう?
エフフォーリアはダービーを勝てませんでしたが、その時の勝ち馬がシャフリヤール。
シャフリヤールは、道悪とは言え、神戸新聞杯で惨敗。果たして、世代で抜けて強いと言えるのか?
この世代の中距離路線のレベル。素直に評価する気にはなれないです。
それでなくても、3歳馬にとって、天皇賞の壁は厚いです。

3強を本命から外しましたが、そうは言っても無茶な狙いもできません。
トーセンスーリヤは、やり過ぎでしょう。

ポタジェは重賞未勝利。来年ならという感じで、今回は荷が重いと感じます。
ワールドプレミアは距離不足の上、完調手前と見ています。
ヒシイグアスは休み明けで、これも完調手前。枠順もマイナス要素。
ユーキャンスマイルも、枠は最悪で距離も向くとは言えない。ましてこの鞍上。
モズベッロの目標は、恐らく有馬記念ではないか。それも雨乞いした上で。

その他の人気薄は、さすがに厳しい。
一頭だけ、気になる馬がいますけどね。

さて本命馬ですが、もうお分かりですね。
とにかくここまで、もどかしいレースが続いています。悪く言えば、詰めが甘い馬です。
詰めが甘い原因ですが、これはもう相手が強かったのが大きいです。
あとは距離とローテーションですね。
オークス・秋華賞・JC・有馬記念・天皇賞春・宝塚記念。
全てのレースで、常に相手は一線級。その中で、毎回強い内容のレースを続けています。
昨年のJCにしても、明らかにコントレイルより強い内容でした。しかもあの鞍上で。
この馬を、詰めが甘いの一言で片付けるのは危険だと思います。
前向きな気性で、今回の距離短縮はプラスと感じます。
意外と経験していませんが、2400Mよりは走りやすいんではないでしょうか。
使い込むよりも、フレッシュな状態の方が走れます。3走目になると、少し落ちるイメージですね。
あとは、今回の展開面。
典型的な逃げ馬が不在で、展開が読みにくいです。ただ、ハイペースはないでしょう。
ポタジェあたりが思い切って行くと、ちょっと嫌だなと思っています。
枠順は外目になりましたが、他が行かないようなら、いっそのこと逃げてくれないかと。
詰めが甘いんなら、自分でレースを作ってくれないかと期待してみます。
もし変に控えるようなら、私はその時点で諦めますね。

力関係は、全く見劣りしません。
3強より前の位置で、とにかく積極的な競馬を。
簡単に止まるようなことはないと思います。

対抗はグランアレグリアで、他の2頭は押さえ程度。
人気薄の中で残るのは、良馬場では崩れていないペルシアンナイト。それ以外は買えないです。

◎ 14 カレンブーケドール